おしゃれなスペイン料理「タパス」をバーベキューで楽しもう!
おしゃれなスペイン料理「タパス」をバーベキューで楽しもう!
2017.06.30(FRI)
いつものバーベキューをおしゃれに彩ってみませんか?今回ご提案するのはスペイン料理の「タパス」。タパスとはいわゆる前菜のことです。スペイン料理の前菜の特徴は、種類の豊富さとさまざまな食材を使うために色鮮やかで華やかさがあることです。
一口サイズのものも多いので、バーベキューでも手を汚さずに楽しく会話をしながら食べることができますよ。今回は、数あるタパスの中から王道メニューをご紹介します。
おしゃれなスペイン料理「タパス」(1)トルティージャ
トルティージャとは、スペイン風オムレツのこと。ただ、洋風のオムレツのように三日月型で中身がトロっとしたものではなく、トルティージャは円形で中までしっかりと火が通った平たい卵料理です。
トルティージャに必要な食材は「卵」「ジャガイモ」「タマネギ」の3つだけ。お好みで、味付け用の塩こしょう、スペイン料理には定番のニンニクなどを準備しましょう。
ジャガイモとタマネギを薄切りにし、先に揚げ焼きをしておきます。火が通ったところで、溶いた卵と合わせ、それをフライパンで焼くだけ。両面をしっかりと焼いたら完成です。表面が焦げないように弱火でじっくりと焼き上げるのがポイント。
おしゃれなスペイン料理「タパス」(2)サルピコン
サルピコンとは、シーフードのマリネのこと。角切りにした野菜を白ワインビネガーと合わせ、それを魚介類と和えるのが一般的です。
タコやイカがオーソドックスですが、魚を使うこともあります。バーベキューでは手軽さを重視したいので、一口サイズにカットできて骨などの心配もいらないタコ、イカ、ホタテなどがおすすめ。
野菜はキュウリ、パプリカ、タマネギなどを使います。角切りにして白ワインビネガーに漬け置きし、味を染み込ませましょう。酢漬けなので保存性も高く、バーベキューの場合は事前に作って完成したものを持っていくと手軽に楽しめますよ。ただし、これから暑い季節に突入しますので、持ち運びの際の保冷はしっかりとしましょう。
おしゃれなスペイン料理「タパス」(3)エスカベチェ
エスカベチェはトルティージャやサルピコンに比べると、あまり聞き覚えがない料理かもしれません。しかし、日本にもとてもよく似た料理があります。それは「南蛮漬け」。エスカベチェは、スペイン風の南蛮漬けともいえる料理です。
本来は魚や肉を揚げて、野菜と酢で合わせた料理ですが、今回はバーベキュー向きで、しかもヘルシーにできるレシピをご紹介。
まず鶏肉を一口サイズに切り、揚げるのではなく焼きましょう。しっかりと中まで火を通したら、野菜と簡単に炒めます。そして、炒めたものを白ワインビネガーで和え、塩こしょうで味を整えたら完成です。一般的には冷まして食べますが、アツアツのままでも美味しいですよ。
品数を楽しめるタパスでバーベキューを鮮やかに!
スペイン料理というと、手の込んだイメージがあるかもしれませんが、簡単なレシピもあります。特にタパスは軽食程度のボリュームに抑えることができ、品数を楽しめるのが魅力です。
タパスで、いつものバーベキューを鮮やかに彩ってみてはいかがでしょうか?