BBQでおいしくお肉を味わうための焼き方や食べるタイミング
BBQでおいしくお肉を味わうための焼き方や食べるタイミング
2017.11.30(THU)
「せっかく気合いを入れておいしいお肉を用意したのに焦がしてしまった」。
バーベキューでこんな経験をしたことはありませんか?
お肉は“ちょっとの工夫”で、おいしさが大きく変わります。そこで今回は、バーベキューでよりおいしくお肉を味わうための秘訣をご紹介しましょう。
「強火エリア」と「弱火エリア」を設け、お肉を焦がさず焼く
バーベキューで最も多い失敗といえば、お肉を真っ黒に焦がしてしまうこと。
これを避けるには「強火エリア」と「弱火エリア」を設けておきましょう。火の強さ加減は、炭の量で調節します。例えば、右側に多く炭を組み、火力を強くしておいてください。炭に高さが出ると、火が網から近くなるため、より焼けやすくなります。対して、反対側は炭を少なめに。じんわり温かく焼けるようなイメージです。
また、上手にお肉を焼きたい場合は、あらかじめお肉を水洗いし、キッチンペーパーなどを使って水分をしっかり拭き取っておきます。塩やコショウを揉み込んでおくのも良いでしょう。こうした下ごしらえでさらにおいしく焼けるようになります。
お肉を最もおいしく食べられるタイミング
ただ、焼き方が正しくても、そのまま網へ放置していたのではいけません。いくら「弱火エリア」に置いたとはいえ、時間が経てば当然ながら焦げてしまいます。しかし、逆に取るのが早いと、生焼けの状態かもしれません。そのため、お肉は“食べるタイミング”も大切です。
お肉の焼き加減は、トングや箸などで軽くお肉に触れて確かめましょう。「一切弾力のない感触」は「すでに焼きすぎ」で、逆に「むにゅむにゅした感触」なら「生焼け」です。表面に張りがあり、少し跳ね返るような弾力を感じられるタイミングがベスト。
もちろん、焼き具合は人それぞれ好みがありますので、微調整しながら見極めましょう。なお、ハサミで切って断面を確認するのはあまりおすすめしません。肉汁が出てしまっておいしさが半減するからです。
ちなみに、ステーキなどの厚みのあるお肉の場合は、少し置いてから食べると旨みがアップします。良い具合に焼けたら、アルミホイルなどの上に少し置いておきましょう。すると、お肉に柔らかみが増し、とてもおいしく食べられるはずです。
焼き方や食べるタイミングでお肉の味わいは異なる!
たとえ同じお肉でも、焼き方や食べるタイミングで味わいが全く違ってきます。
つい、お酒や会話などに夢中で、お肉を適当に焼いてしまいがちですが、ぜひご紹介した方法を実践し、バーベキューで最高においしいお肉を味わってください。